私の感覚 眠らせられた頭
私の感覚
34歳の私が日々考えていることをサックリと文章にしています☆
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ようこ

  • Author:ようこ
  • 看護学校3年生からお気楽主婦になるまでの私生活のブログです。気ままに思ったことを綴っています。私自身、統合失調症を患っており、病気を抱えながら働くことの大変さを実感しています。2009年6月に第一子を、2015年5月に第2子を出産。今は2歳と小2の息子を囲んでの幸せで大変な生活を楽しんでいます。より多くの人が統合失調症を理解してくれることを願ってます。
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眠らせられた頭
 私の頭はメジャートランキライザーによって、深い深い眠りにつき、そして少しずつ少しずつ目を覚まし始めていた。半分以上眠っている頭、大部屋という社会に出て、病棟という荒波にもまれていく。でも私は順応という言葉を拒むかのようにひたすら眠り、現実から逃げた。心は回復を待っていたかもしれないが、コミュニケーションが上手くとれず、宙をさまよっていた。頭は考えることを嫌がり、夢見ることばかりを求めた。目を閉じれば一面に広がる世界。夢の中で私は泳いでいた。泳いでどこかへ必死に行こうとするのだが、世界は終わらない。泳いでも泳いでもたどり着けない。なぜならば目的地がないからだ。私は混乱して泳ぎ疲れて、いつも現実に引き戻されるのだった。
 夢の中では一歩も先に進めない。現実では生きることを嫌がり、夢へ逃げる生活。私は私自身を生かす術を忘れつつあった。何のために生きているんだろう。何のために生きてゆけばいいのだろうか。分からない、私はいない方がいいのに。
 私は退院した後は毎日、死ぬことばかり考えていた。死に至る病とは絶望である―まさにその通りだった。しかし月日は平等に流れ、秋が来る頃には死にたい衝動に駆られることは少なくなり、勉学に励む日々となった。
 私は高校に行くんだ、という確固たる想いが生きていく糧となり、命をつないだ。その後は、農業高校の園芸科に入り、私の頭は眠らせられることを拒むようになり、高校1年の冬、通院を終了した。
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